ラステンバーグ ステレンボッシュ シャルドネの味わいとペアリングを解説

RUSTENBERG Stellenbosch Chardonnay 2022

ワインの概要

ワイン名:ラステンバーグ ステレンボッシュ シャルドネ(RUSTENBERG  Stellenbosch Chardonnay)

ワイナリー名:ラステンバーグ ワインズ(RUSTENBERG  WINES)

(1682年創業。世界で最も歴史のあるワイナリーの1つ。醸造家のマリーパロウ氏は史上初2回の

ヤングワインメーカーオブザイヤーを獲得)

国と地域:南アフリカのステレンボッシュ(標高の高い冷涼地域)↓こんなところ

ブドウ品種:シャルドネ100%

醸造方法:手摘みで収穫 フランス産オーク樽(新樽利用率40%)で天然酵母で発酵し12ヶ月熟成

Alc.:13.5%未満

価格:3,960円

たにあさ嫁的味わいの目安(1:控えめ~3:中庸~5:強い)

甘味:1 基本甘くはないが後口にほんのりとした甘さを感じる

果実味:2 レモンやライムの柑橘主体に時々花梨を感じる

酸味:4 フレッシュな柑橘の酸味に加え石の様な鉱物的なミネラル感が有

苦味:3 飲み終わりミカンの白い筋やグレープフルーツの内側の様な爽やかな苦みが有

タンニン:-

ボディ:3.5 豊な酸味にも負けないボディが骨太な骨格を造っていす

樽感:2 口中ではほぼ感じないが余韻にかすかにヴァニラの感じが鼻に抜けていく

余韻:4 7-8秒と長めで豊かなフレーバーが鼻に抜けていく

ワインの感想 まとめ

スッキリとフレッシュな中に一本筋の通った酸がある。

葡萄畑の景色が見えるような鉱物的なミネラルの風味が口中に広がる。

力強くしっかりした骨格がありながらもしなやか。品の良い佇まいの白ワインです。

 

2日目・3日目のワインの状態

2日目、3日目も開けたてとほぼ変わらない爽やかさをキープ。酸味がしっかり効いてるお蔭♪

 

ラステンバーグ シャルドネと一緒に楽しむ食事

・ホタテの貝柱のカルパッチョ

刺身用ホタテを5㎜程にスライス(冷凍解凍物はさらっと洗い水気を取る)

粗塩・エキストラヴァージンオリーブオイル適量(結構たっぷり)

重要!レモンスライス(又はレモンを絞る)

・カプレーゼ

トマト・モツァレラチーズを5㎜程にスライス

エキストラバージンオリーブオイル・バジルソース(お手軽にw)適量

・子持ちシシャモ(トースターで焼くだけw)

・水餃子と椎茸の中華スープ

大阪〇将のぷるもち水餃子(オススメw)とスライスした椎茸を中華スープの素と薄口しょうゆで整える

ペアリングの方法とその結果

ペアリングとは、ワインと一緒に食べる事で料理もワインも美味しくなる関係の事です。

何を以て「合いそう」だと選ぶのかだが、ソムリエ協会の田崎会長も仰っている通り、

色から想像するのが近道だと思う。

 

今回の白ワインの場合、ホタテやモツァレラ、水餃子、シシャモ(白というよりシルバーだがこれも有)の白が

ワインの白との共通項。その素材の中にワインの中にある香りや味が有ればそれを活かし、なければ

味付けでフォローする。

 

ホタテはとてもニュートラルな素材なので、レモンを絞ったり、レモンスライスを一緒に食べる事で

ワインの酸味と素晴らしい一体感が得られる。これが一番お勧めの組み合わせ!

 

カプレーゼのモツァレラも淡白なのでバジルソース(本来なら生バジルが良いのだろうが)がワインの爽やかさと

合うと想像した。悪くはないが、青っぽい爽やかさのバジルにはソービニヨンブランにみられるハーブ感のある

爽やかさの方がより合いそうだと感じた。

 

子持ちシシャモは、「合わないかも?」と思いながらチャレンジした食材w ワインにある後口の仄かな苦みが、

シシャモの少量の内臓の苦みとどうなるかな?と試してみたくなった。抜群の組み合わせではなかったが、

良くグリルすれば魚臭さや苦みはさほど気にならず、心配していた魚卵との不協和音もそれほど大きくはなかった。

 

もう一つのチャレンジペアリング、プルプル水餃子のスープは、スパイシーな具の水餃子が、少しスパイシー感のある

白ワインにも合うだろうし、ツルツルプルプルな水餃子のテクスチャーが、ワインのスルッとした触感とも合うはずと考えた。

少々水餃子の味付けがワインに対して濃かった。あっさりめの中華スープとプルプルの皮、少量ちらした黒胡椒は悪くない。

 

ペアリングのまとめ

想像に難くなく、ホタテの貝柱のカルパッチョは、レモンの風味がワインの爽やかな風味にピッタリと寄り添い、

抜群のハーモニーが得られた。一番お勧め。ホタテ以外の食材でもレモンをかければ大概の物と合うのではないのか?

とも考えてしまいますが、今後また機会をつくり検証してみたい。ワインの楽しみ方、キリがない(笑)

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